日本における鍼灸のあり方と
発祥である中国の東洋医学事情について
あれこれ考えあぐねていたところ、
お近くの台湾ではどうなのか?!
ちょいと覗いてみようかという機会を得てのことでした。
到着しての第一印象は「暑い!」
ガイドブックなどで冷房のきき過ぎに注意とあり
この時期らしい服装の用意で行きましたが、
むしろ暑さ対策の方が重要だったかも知れません。
思えば沖縄より南でフィリピンに近い台湾は
マンゴーが名産というのも頷ける南国なのでした。
で、東洋医学事情...
食べ歩きながら市内をウロウロした範囲では、
なるほど台湾式という位でマッサージ店が非常に多く、
鍼灸の文字は見当たりませんでしたが、
ごく普通の町中の薬屋さんといった店内で
じっくり脈診して処方が行われる光景は度々見かけ、
漢方が生活と共にあるのは流石だと感じました。
鍼灸はむしろ病院内で行われているらしく、
医療として確立しているのは羨ましい限りですが、
一方リラクゼーションを含むゆったりした鍼灸治療が
市内にあまりなさそうだ、となれば
これは日本から持ち出せる可能性があるかもしれない、
海外旅行は構えて大袈裟な準備が必要だと思い込んでいたら
まるで友達の家に遊びに行くような手軽さで
往復できてしまったことと相まって、
毎週決まった曜日に台北に出張するか!
いっそ分院でも作るか!!...などと
あらぬ妄想が膨らんでしまうのでした。
市内を縦横無尽に結ぶ捷運MRTという電車(タイヤで走ってました)と
タクシーがとても便利で、思う様利用して
漢方の街である迪化街へ。
乾物屋さんかと思いきやよく見ると
食材のみならず生薬も並んでいる、
といった風情はまさに医食同源。
飲みやすくまとめられた大袋を
わんさと買い込んで参りました。
観光というと、立派な建物とか派手な遊園施設とか
何か目玉があってこそと思い込んでいたら、
こんなに手軽で、こんなに日常的な旅があり、
普通の人々の普通の暮らしに
ちょっとお邪魔するような楽しみがあったのかと驚き、
普通に見えるからこそ際立つ色使いや習慣の僅かな違いが
非日常をちゃんと感じさせてくれるところにグッときてしまい、
日本も、というかいわゆる観光地ではない
例えばここ青葉台で鍼灸を受けて、たまプラーザで買い物して
こどもの国線で季節の花を見に行くとか、
ごく普通の我々の生活様式と外国人へのホスピタリティが
観光の対象、それこそ目玉になるんぢゃないか!?
そんな印象と共に戻って参りました。
数日とはいえご予約承ることができず
ご不便お掛けしたことをお詫びいたします。
又、今回の旅立ちに関して大きなインスピレーションとなった
台湾のたびしおりに感謝いたします。
「あれ、鍼のsootheさん、また休みなの?!」の場合はまた台湾へ行っていると思って何卒ご勘弁くだされますよう...ひらに...ひらに...
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